腰が痛いのに運動した方が良いのは何故?
こんにちは。鍼灸接骨院RAITO 院長の中舘です。
私は、よく『なるべく歩いてください。』『動いてください』とお伝えしています。
「いやいや痛くて動けないんだよ」
というお言葉はかなりいただきます。
ごもっともなのですが、、。
運動せずにいる筋肉が衰えます。筋肉が衰えてしまえば関節を守る物が弱くなってしまうのでさらに関節に負担をかけ、さらに痛みを誘発します。なので動くことをやめてしまうののは相当なリスクになります。
そして以前某テレビ番組で紹介された
15年以上前にオーストラリアで実施された「腰痛に負けるな!」というキャンペーンで、医師や芸能人が腰痛があっても安静は最小限にしてとにかく運動しましょう!というメCMをテレビで繰り返し流したそうです。
そ結果、腰痛による欠勤日数が減少したり、医療費が20%削減したという論文があります。
日本でも近年「腰痛ガイドライン」では運動が推奨されています。
痛いから安静は逆に慢性的に腰痛を引き起こすことが実証されてきているんです。
痛めてしまったら
①痛みの程度にもよるが、まずはできる範囲のこと(足が動くなら足、歩けるなら少しでも歩く)を行い絶対安静は避ける。
②少しずつ動く範囲や行動範囲を増やしていく
③運動していた人や激しいスポーツも段階を踏んで行う(ぶり返しを防ぐ)
※転倒した、怪我をして腫れている、骨折の疑いがある場合は初期安静が原則
ちなみに運動は脳の一部分を活性化させ、痛みを抑制するという研究も出てきています。
もしかすると無理しない程度の運動が痛みを抑える方向にいくのかもしれません。
ぜひお試しください!!